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アフリカ・エッセイコンテスト受賞作品を紹介
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安里 静香(あさと・しずか)さん
沖縄県宮古島市立平良第一小学校3年  9歳
(原文のまま掲載しています)

「アフリカは、沖縄ににているな。」

アフリカと言えば、私は暖かい気候と大自然を思い出します。私の住む沖縄は、日本の中でも暖かく、自然がいっぱいあります。そして、その美しい自然を見に観光客がたくさんきます。私が知っているアフリカも、美しい自然がいっぱいの観光地です。でも、テレビで見るゆたかな自然とは別に、アフリカの人たちの生活を紹介している新聞やユニセフの記事を読むと、アフリカの人たちの生活は思った以上に、つらくてきびしいものだと知りました。今から約60年前、日本もアフリカの人たちと同じように戦争で家や家族をなくしたり、貧しかった時がありました。 私の住む沖縄は特にひどく、広島・長崎には原ばくも落とされました。しかし私たちは、きびしく貧しい生活の中でも、昔からあった助け合いのせいしんでがんばってきました。私の沖縄では、それを「ユイマールの心」と言います。 みんなで助け合ってきたからこそ、今の日本があるのです。私たち日本人は、世界中の人たちから助けられて、ここまで生活をゆたかにする事ができました。だから、私はアフリカの人たちに希望をを届けたい。私は、もっとアフリカのくらしや歴史を知って、アフリカを守るメッセンジャーになりたいと思います。そして、アフリカの人たちと交わって、友達になりたいです。世界中、みんなの心をユイマールでひとつにできたらいいな。日本とアフリカは遠くはなれています。でも心まではなれてはいけないと思うのです。助け合いの心で、がんばっているアフリカの人たちに希望をおくりたい。
「アフリカへ届け、ユイマールの心。


審査員コメント:
●安里さんのエッセイは、沖縄の歴史やいまと具体的に比較しながら、アフリカの子どもたちの生活・心に思いを寄せているところがとてもよかったと思います。
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プロフィール
アフリカ2008キャンペーン:
アフリカ2008キャンペーンは、「がんばるアフリカ」を応援するために2007年3月から始まりました。
2008年5月に横浜で開催される第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に向けて、アフリカの人の声を届けます。
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